【Google Pixel 3 XL】【Android 10】新機能まとめ
2020/05/29
【Android 10】へのアップデートを2019/9/4に実施しました。
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モバイルデータ通信でのインターネット接続ができなくなって、ちょっと焦りましたが、アクセスポイントが初期設定されていました。
新機能や変更点で気が付いたところをピックアップしています。
「通知」関連が、大幅に変わっていますが、まだ整理できていないので、ここからは割愛させていただきます。
※「通知」に関しては、こちらをご覧ください。
【Google Pixel 3 XL】【Android 10】「通知」に関する新機能と変更点
1.設定画面(大項目)
最初に設定画面を見ると
・「プライバシー」の項目が新設されています。
・「セキュリティと現在地情報」が、「位置情報」と「セキュリティ」に分岐しています。
・「Digital Wellbeing」の名称が「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」に変わっています。
・「デバイス情報」が「システム」から独立しています。
■左:Android 10(ダークモード)□右:Android 9
1)プライバシー
プライバーに関する設定が、一か所に集められています。
2)位置情報
3)セキュリティ
ほとんどの項目は、「セキュリティと現在地情報」のままですが、
(新規項目)
・「Google Play システムアップデート」
(移動した項目)
・「ロック画面の設定」:⇒「ディスプレイ」の「ロック画面の表示」へ
・「位置情報」:⇒設定画面の「位置情報」へ
・「パスワードの表示」:「プライバシー」の「パスワードの表示」へ
【参考】「ディスプレイ」の「ロック画面の表示」
「アンビエント表示」の名称が「ロック画面の表示」に変わって、ロック画面に「表示する情報」(←「セキュリティと現在地情報」の「ロック画面の設定」から移動)と「表示するタイミング」(←旧「アンビエント表示」)に整理されています。
4)Digital Wellbeingと保護者による使用制限
「保護者による使用制限」は、「ペアレンタルコントロール」の訳です。
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2.クイック設定パネル
次にクイック設定パネルを見ると
・新設:「ダークテーマ」
・削除:「Nearby」
・名称変更:「マナーモード」⇒「サイレントモード」、「読書灯」⇒「夜間モード」、「現在地」⇒「位置情報」、「キャスト」⇒「画面のキャスト」
※英語表記が変わったのか、日本語訳が変わったのかは不明(今回変わったかも不明)
3.新設の設定項目
第2階層以降の設定画面で項目が追加になっているところをざっと見ていきます。
1)ディスプレイ⇒「ダークテーマ」
「ディスプレイ」画面から「ダークモード」項目が消えて、「ダークテーマ」項目が新設されています。
【Android 10】にアップデートすると、「ダークモード」を有効にしていても引き継がれないようで、初期設定のライトモードになります。
①設定画面で、「ディスプレイ」をタップします。
②「ディスプレイ」画面で、「ダークテーマ」を有効にします。
③ダークテーマに対応しているアプリは、何もしなくてもダークモードになるみたいです。
④ダークモードは、即時適用されます。
ダークテーマの効用は
・システムUIや対応アプリがダークモードになり、画面が見やすくなります。
・画面が暗くなるので、電池消費が抑えられて節電になります。
※ダークテーマ対応アプリ(気がついたもの)
・Chrome
・Google Keep
・時計
・電話
・連絡帳
・Google Pay
・Files
・Google ニュース
・フォト
・カレンダー
・Google ドライブ
・電卓
・Google Play
アプリによって、画面が見にくいなと感じたら、「ダークテーマ」を無効にすれば即時ライトモードに変わるので、クイック設定パネルに「ダークテーマ」を利用できるように編集しておいた方がいいかなと思います。
※クイック設定パネルの編集方法はこちらをご覧ください。
【Google Pixel 3 XL】クイック設定パネルのカスタマイズと使い方
※電池の「バッテリーセーバー」が「ON」になると、「ダークテーマ」が適用されます。
※「ダークテーマ」のスケジュール(日の入りから日の出まで)が可能になっています。(2020年3月の「Feature Drop」)
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2)システム⇒操作⇒「システムナビゲーション」
ナビゲーションバーのUIを3つの中から選択できるようになっています。
・ジェスチャーナビゲーション ※新機能
・2ボタンナビゲーション ※「Android 9」のUI
・3ボタンナビゲーション ※「Android 8」以前のUI。復活です。
※「ジェスチャーナビゲーション」の使い方は、こちらをご覧ください。
【Google Pixel 3 XL】【Android 10】新機能「ジェスチャーナビゲーション」の設定と使い方
3)WiFiのパスワードをQRコードで共有
例えば、自宅で友人がWi-Fiを利用したいときに、パスワードを手動で入力することなく、QRコードを読み取ることで、接続できるようになります。
①設定画面で、「ネットワークとインターネット」をタップします。
②「ネットワークとインターネット」画面で、「Wi-Fi」をタップします。
③「Wi-Fi」画面で、現在接続されているWi-Fiの「設定」をタップします。
④「ネットワークの詳細」画面で、「共有」をタップします。
⑤本人確認を求められるので、指紋認証かPINコードを入力します。
⑥QRコードが表示されます。
このQRコードをGoogleカメラのLensで撮影して、「ネットワークに接続」をタップすれば接続完了です。
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4)セキュリティ⇒「Google Play システムアップデート」
セキュリティレベルの更新が、OSアップデート時のみでしたが、Google Playから直接配信されるようになります。
5)Digital Wellbeingと保護者による使用制限⇒「保護者による使用制限を設定する」
「ファミリーリンク」をアプリのインストールなしで利用できます。
6)ユーザー補助⇒「ユーザー補助タイムアウト」
操作しないとすぐに消えてしまうコンテキストの表示時間を延長できます。
①設定画面で、「ユーザー補助」をタップします。
②「ユーザー補助」画面で、「操作までの時間(ユーザー補助タイムアウト)」をタップします。
③時間を選択します。
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7)「開発者向けオプション」の「テーマ設定」
正式に「スタイル」として、カスタマイズできるようになっています。(2019/12/4)
詳細はこちらをご覧ください。
■【Google Pixel 3 , 4】【新機能】ピクセルテーマ「スタイル」をカスタマイズしよう。
「開発者向けオプション」の項目にもいくつかの追加がありますが、最も利用価値の高いのは「テーマ設定」です。
・アクセントカラー
「ダークテーマ」にしたときに、どの色が合うのかな
・アイコンの形
※「ホームの設定」にある「アイコンの形の変更」項目は、削除されています。
※「開発者向けオプション」の表示方法については、こちらをご覧ください。
【Google Pixel 3 XL】設定編ー1.隠し設定メニュー「開発者向けオプション」を利用できるようにしてみよう。
4.新しい選択肢
1)アプリの位置情報へのアクセス権限
「常に許可/許可しない」の2択から「常に許可/アプリの使用中のみ許可/許可しない」の3択になります。
これで、バックグラウンドで起動中のアプリによる位置情報へのアクセスを拒否できます。
①設定画面で、「位置情報」をタップします。
②「位置情報」画面で、「アプリの権限」をタップします。
③位置情報へアクセスできるアプリの一覧が表示されます。
④アプリ名をタップすると、アクセス権限の設定ができます。
使用していないアプリが(バックグラウンドから)位置情報にアクセスすると、「通知」が表示されます。そのアプリに対するアクセス権限を見直す機会になります。
プライバシーの向上および節電にも役立ちます。
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2)絵文字
ヘアカット、重量挙げ、サウナなどの65の新しい絵文字が追加されています。
https://blog.google/products/android/world-emoji-day/
3)電源メニュー
「電源」ボタンを長押ししたときのメニューに「緊急通報」が追加されています。
5.今後実装が予定されている機能
1)Live Capition(ライブキャプション)
自動字幕起こし機能です。当面は、英語のみの対応みたいです。
※「Pixel 3(XL)」で利用できるようになっています。
■【Google Pixel 3 , 4】【新機能】自動字幕起こし「ライブキャプション」が利用できるようになっています。
2)Focus Mode(フォーカスモード)
「Digital Wellbeing」(ver.1.0.283573418)(2019/12/4)の更新により、正式に利用できるようになっています。
■【Google Pixel 3 , 4】【新機能】「フォーカスモード」について【Android 10】
現在、ベータ版で提供されています。
https://play.google.com/apps/testing/com.google.android.apps.wellbeing
【参考】【Android 10】で、廃止になった機能
・Android ビーム