【Google Pixel 3 XL】プリインアプリ「カメラ」の機能と使い方1-入門編
2020/05/31
スマートフォンで写真を撮るときは、ホワイトバランス、露出、シャッター速度、ISO等の調整に関しまったく気にせず、すべてカメラアプリにお任せで、ただただシャッターを押していることと思います。
「Google Pixel 3 XL」(Ver:6.1.021.220943556)のカメラアプリには、たくさんの新機能がありますが、ここでは、ほぼ初期設定のままでの使い方について紹介します。
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※【Pixel 4】のプリイン「カメラ」アプリが、【Pixel 3】でも利用できるようになっています。※2019/11
■天体写真モード対応の「カメラ」アプリ(Ver.7.2)の新機能と変更点
1.「カメラ」アプリを開いたときの画面
画面タブが、左から「パノラマ」「ポートレート」「カメラ」「動画」「その他」とあります。左右にスワイプするかまたはそのタブをタップすることで、画面(撮影)モードを切り替えることができます。
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2.「ファインダーウィンドウ」でできること
初期設定におけるファインダーウィンドウの機能です。
1)背面カメラ
・「カメラ」モード・「ポートレート」モード
①タイマーの切替:「OFF」「3秒」「10秒」
②モーションの切替:「自動」「ON」「OFF」
※モーションは、短いビデオのように、ショットをスナップする前後にいくつかのフレームをキャプチャします。
※詳細はこちらをご覧ください。
③ホワイトバランスの切替:「自動」「晴れ」「くもり」「蛍光灯」「電球」
④フラッシュの切替:「OFF」「自動」「ON」
⑤ズーム:5段階
⑥背面/前面カメラの切替
⑦シャッター
⑧撮影した写真/動画を表示(Googleフォト?が開く) ※【補足】を参照
⑨顔レタッチ:「ナチュラル」「ソフト」「OFF」
⑩タップしてフォーカス
・「パノラマ」モード・「動画」モード
⑪録音:「OFF」「ON」
⑫パノラマ撮影時の端末の移動方向
⑬フレームレート:「自動」「30」(1秒間に30コマ)
⑭録画開始/終了
2)前面カメラ
背面カメラとの違いは
・「カメラ」モードに、「ポートレート」コントロールボタンがある
・「ズーム」機能が3段階
・「動画」モードに、「ftp」」コントロールボタンがない
です。
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【補足】撮影した写真を表示したときの画面でできること
①カメラの「ファインダーウィンドウ」に戻ります。
②「Googleフォト」が開きます。
③この写真を共有します。
④この写真の編集ができます。
⑤「Googleレンズ」が開きます。
⑥この写真をゴミ箱に移動します。
⑦サブメニューが開きます。
ⅰ)この写真の情報(プロファイル)が確認できます。
ⅱ)スライドショー?
ⅲ)アルバムに追加
ⅳ)写真を他(「壁紙」「連絡先」)で利用できます。
ⅴ)この写真を印刷できます。
ⅵ)この写真を「Mackup」で編集できます。
ⅶ)この写真を削除します。
ⅷ)この写真を「Google One」にバックアップします。
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3.設定
設定は、「その他」タブ画面にあります。
1)位置情報を保存
「写真」「動画」のロケーションスタンプ(位置情報)を記録するかしないかの設定ができます。
2)Googleレンズの候補
※Googleレンズについては、別稿予定
3)操作
①音量ボタンを押下したときの動作を設定:「シャッター」「ズーム」「音量」「なし」
②画面上ダブルタップしたときの動作を設定:「ズーム」「カメラ切替」「OFF」
4)グリッドの種類
傾き補正等に利用できるグリッド線を画面に表示できます。
グリッドの種類は、「3x3」「4x4」「黄金比」です。
5)写真の解像度
カメラの写真解像度を設定します。
6)動画の解像度
カメラの動画解像度を設定します。
7)動画の手振れ補正
8)詳細設定―HDR+コントロール:「HDR+オフ」「HDR+オン」「HDR+拡張」
有効にすると、ファインダーウィンドウにコントロールボタンが表示されます。
「HDR+」は、複数のショットをキャプチャし、それらを合成してノイズの少ない単一画像を生成します。光のコントラストの強い風景等を撮影するのに適しています。
※HDRは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略
※興味のある方は、こちらを参照ください。
9)詳細設定―RAW+JPEGの管理:「JPEG」「RAW+JPEG」
有効にすると、ファインダーウィンドウにコントロールボタンが表示されて、撮影した写真がRAW形式と標準形式で保存されます。
RAW形式は、未加工の画像データで、あとで専用ソフトを使って、いろいろと加工(補正と編集)ができるようになっています。(プロ向け仕様)
※保存先:本体>内部ストレージ>Picture>Raw
※RAW形式での保存は、かなりの容量を消費するので注意が必要です。
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4.いろいろなシャッターの切り方
1)「ファインダーウィンドウ」で、シャッターボタンをタップします。※最も一般的
2)ハードの音量ボタンを押下します。【設定が必要:3.3)を参照】
3)Googleアシスタントを利用する方法
①「OK Google」と発声⇒Googleアシスタントが起動
③「写真を撮って」と発声⇒「カメラ」アプリが起動して、3秒後にシャッターが切られます。
※「自分の写真を撮って」と発声すると、自撮りができます。
4)フォトブース機能を使う方法(自撮り専用)