【Google Pixel 3 XL】設定編ー1.隠し設定メニュー「開発者向けオプション」を利用できるようにしてみよう。
2020/05/31
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※端末:Google Pixel 3 XL(グーグル ピクセル3 XL) Androidバージョン 9
■【Android 10】にアップデートすると「開発者向けオプション」の項目は、この記事とは異なるところがあるので注意してください。
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1.「開発者向けオプション」を利用できるようにしよう。
①設定画面で、「システム」をタップします。
②「システム」画面で、「端末情報」をタップします。
③「端末情報」で、一番下にある「ビルド番号」を7連打します。
④「システム」画面に戻って、詳細設定をタップすると、「開発者向けオプション」が画面に表示されています。
2.「開発者向けオプション」でできること。
どのようなことができるのか、よくわからない項目がいっぱい並んでいますが、役に立ちそうなところをピックアップしてみました。
1)メモリ
過去のメモリ使用量を確認できます。
①過去のn時間(3,6,12,24)の選択ができます。
②アプリごとの平均メモリ使用量がわかります。
③アプリごとの最大のメモリ使用量がわかります。
※設定のショートカット(メモリ)でも同じ画面を表示できます。
2)スリープモードにしない
有効にすると、充電中に画面をONのままにできます。
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3)実行中のサービス
現在のメモリ使用状況がわかります。
①実行中のサービスを表示:アプリのRAM使用状況がわかります。
②キャッシュしたプロセスを表示:キャッシュのRAM使用状況がわかります。
アプリ部分をタップすると、設定の見直しや停止等ができます。
4)デフォルトのUSB設定
①PCと「Google Pixel 3 XL」をUSBで接続すると、通知パネルに「この端末をUSBで充電中」「タップしてその他のオプションを表示します。」と表示されるので、タップします。
②「USBの設定」画面となり、「データ転送なし」が有効になっているので、その都度目的にあった設定にし直す必要があります。
このデフォルト設定をよく利用するものに変更できます。
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5)スタンバイ状態のアプリ(Android 9 新機能)
バックグラウンドで実行されているアプリをより詳細に制御することができる「アプリケーションスタンバイバケット」を手動で設定できます。
アプリをタップすると、「ACTIVE」「WORKING_SET」「FREQUENT」「RARE」から選択できます。
※「Google Pixel 3 XL」の場合、その必要はないようですが。
※アプリケーションスタンバイバケットについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
6)RTLレイアウト方向を使用
有効にすると、画面のレイアウトが右から左に切り替わります。(テキストは使用言語の設定に従います。日本語の場合は、左から右のままです。)
※ピックアップしましたが、役には立たないかも。
7)ウィンドウアニメスケール
画面上にポップアップウインドウを表示するときのアニメーション時間を変更できます。
デフォルトでは「1x」となっていますが、「10x」にするとポップアップするまでの時間がかなりゆっくりであることを実感できます。
「0.5X」にすると速くなるということです。
8)トランジションアニメスケール
画面の切り替え時のアニメーション時間を変更できます。
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9)ディスプレイ カットアウト
画面上部のいわゆるノッチ部分を表示しない(隠す)デザインにすることができます。
ステータスバーをすべて見ることができますが、その分画面(見える範囲)が狭くなります。
※
10)バックグランドのプロセスの上限
バックグラウンドで実行できるプロセスの上限数を設定して、デバイスのメモリを効率的に使用できるようにします。
11)アクティビティをサイズ変更可能にする
有効にして再起動すると、すべてのアプリで、分割画面が利用できるようになります。ただし、分割画面に対応していないアプリを無理やり適用しようとするので、不具合が発生する可能性はあります。
・「モバイルSuica」を分割画面で利用した例
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【参考】「開発者向けオプション」すべての項目