【Google Pixel】【Android 11】【新機能】「通知」に関する新しい便利な機能「会話」セクションと「バブル」の使い方
2020/09/17
2020/9/9よりPixelシリーズに【Android 11】へのアップデートが開始されています。
【Android 11】は、次の3つのテーマを掲げそれらを中心に開発されています。
(テーマと主な新機能)
・「Peaple」:通知シェードにおける「会話」セクション、メッセージ(チャット)アプリのバブル表示
・「Controls」:電源ボタンメニューにおける「デバイスコントロール」、クイック設定パネルの「メディアコントロール」
・「Privacy」:権限リスエストの一時的な付与
ここでは、「通知」に関する新機能について紹介したいと思います。
1.通知シェードにおける「会話」セクション
通知を見るとわかりますが、今までの「通知」「サイレント」セクションのほかに、最上段に「会話」セクションが表示されていることに気が付くと思います。
メッセージアプリの通知が、「会話」セクションに表示されているのは、そのアプリがこの機能に対応しているからです。
アプリごとに、「会話」セクションに通知を表示するかしないかの設定もできますし、さらに優先度の高い「会話」を上位に表示することもできます。
※「ハングアウト」の場合、「会話」セクションへの表示には対応していますが、優先表示や次の「バブル」表示には未対応です。
すべてのメッセージアプリが、今のところ新しいこの通知機能に対応しているわけではありません。アプリ側の対応が必要な機能です。
2.バブル表示
バブルに対応しているメッセージアプリから通知が来ると、何らかのアプリを画面を表示している場合でも、その画面上にバブル(フローティングアイコン)が表示されて通知が来たことが直ぐにわかるようになります。
また、「バブル」をタップすると、そのアプリをオーバーレイで表示できて、すぐに返信が可能になります。
バブルを表示するには、まず全体的な設定の必要があり、さらにメッセージアプリがこの機能に対応していて、かつバブル表示を有効にしておく必要があります。
1)全体的な設定
①【設定】画面で、【アプリと通知】をタップします。
②【アプリと通知】画面で、【通知】をタップします。
③【通知】画面で、【バブル】をタップします。
④【バブル】画面で、「アプリにバブルの表示を許可」を有効にします。
※バブル表示が不要な場合は、「無効」にしてください。
2)アプリごとの設定
(例)「メッセージ」アプリ
①「メッセージ」アプリの【通知】画面で、「会話」にある連絡先をタップします。
②その連絡先の【通知】設定画面で、「この会話をバブルで表示」を有効にします。
※このアプリ全体(すべての連絡先)で、バブル表示が不要な場合は、「何もバブルで表示しない」を選択してください。
【TISP】画面上からバブルを削除する方法
バブルを長押ししてちょっとドラッグすると、画面下に「×」が表示されるので、そこまでドラッグ&ドロップします。
3.通知履歴を表示
通知履歴については、設定のショートカットの「通知ログ」から見ることができますが、【Android 11】からは、【通知】画面で、「通知履歴」をタップすることで見ることができるようになっています。
「通知履歴」の「最近非表示にした通知」に表示されている場合は、ここからそのアプリを開くことができます。
・左:「通知ログ」の画面、右:「通知履歴」の画面
24時間以前の時系列を見たいなら「通知ログ」、アプリごとに見るなら「通知履歴」ということになるようです。