【Google Pixel 3 XL】設定「Digital Wellbeing」とはー「おやすみモード」(Wind Down)について
2020/05/31
「Google Pixel 3 XL」(ピクセル3)の設定の中に「Digital Wellbeing」という日本語に訳されていない項目があります。
「Digital Wellbeing」を日本語にする適当な熟語が見つからなかったのでしょう。
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「Digital Wellbeing」画面の内容から、まったく個人的な捉え方ですが、ニュアンス的には、スマートフォンと良好な関係を保ち、健康に留意した使い方に努めましょう。ということのように感じました。
※「Google Pixel 3 XL」購入時はベータ版でしたが、2018/11/14の更新で正式版(Ver.1.0221419252)になりました。今のところ、素のAndroid Pieにのみインストール可能のようです。
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目次
1.「おやすみモード」(英語では「Wind Down」)について
「サイレントモード」における自動ルールの一種で、初期設定では、「ON」にすることで、夜の23時から翌朝7時まで「サイレントモード」の設定が適用されます。
「サイレントモード」の自動ルールの例示である「就寝中」とほぼ同じことですが、違いは、「グレースケール」(画面から色彩が消える)を有効にできるかどうかです。
①「Digital Wellbeing」画面で、「おやすみモード」をタップします。
②「おやすみモード」画面で、「おやすみモードの使用」を有効にします。
③「グレースケール」と「サイレントモード」のいずれかは無効にできます。(両方無効にすると「おやすみモード」自体が無効になります。)
※「サイレントモード」とは「マナーモード」のことです。(英語表記はどちらも「Do Not Disturb」です。)
④「開始時刻」「終了時刻」を変更できます。
⑤タップすると、「読書灯」のスケジューリングができます。(※「設定」⇒「ディスプレイ」⇒「読書灯」でも設定可能)
⑥「読書灯」画面で、「スケジュール」をタップします。「開始」「終了」の時刻を設定できます。
「サイレントモード」を有効すると「サイレントモード」の「自動ルール」画面に「おやすみモード」として追加されます。(ゴミ箱アイコンをタップして削除しても、この画面から消えるだけで、「おやすみモード」は有効のままです。)
※画面を灰色にして、寝る間を惜しんでスマホゲームに夢中になるなよと気付かってくれてるのかな。あとは、電話等を一切受け付けないから仕事を忘れ、ゆっくり朝まで寝て健康的になれという配慮かな。
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2.「ふせるだけでサイレントモードをオン」(英語では「Flip to Shhh」)
「ON」にすると、着信したときに、画面を下にして平らなところに伏せると、着信音が消音します。
①「Digital Wellbeing」画面で、「ふせるだけでサイレントモードをオン」をタップします。
②③「ふせるだけでサイレントモードをオン」画面で、「ふせるだけでサイレントモードをオン」を有効にします。
これも「ON」にすると「サイレントモード」の「自動ルール」画面に「ふせるだけでサイレントモードをオン」として追加されます。(ゴミ箱アイコンをタップして削除しても、この画面から消えるだけで、「ふせるだけでサイレントモードをオン」は有効のままです。)
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3.ダッシュボード
本日のスマートフォンの利用状況に関して
①総利用時間
②どのアプリをどのくらい利用したのか
③利用回数(ロック解除数)
④通知数
がビジュアルでわかるようになっています。
①③④の部分をタップすると日ごとの状況がわかるようになっています。
②の部分をタップするとそのアプリの時間ごとの状況がわかるようになっています。
さらに、使いすぎているアプリに対して、その日一日の利用時間の上限が設定できます。その時間を超えるとそのアプリの利用ができなくなる仕組みです。
ただし、あくまでも自主規制なので、解除はできるようです。(まだ試していませんが)
※寝る前に、この画面を眺めて、ゲームをし過ぎたなとか、メッセージのやり取りが多かったなとか、今日はこんなにスマートフォンを使っていたのかとか、スマートフォンライフの一日を振り返ってみるのも面白いかもしれませんね。
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4.通知を管理
タップすると「アプリの通知」画面へ
※「通知」に関する詳細はこちらを参照してください。
5.サイレントモード
タップすると「サイレントモード」設定画面へ
※「サイレントモード」の設定については、こちらを参照ください。
【閑話休題】日本語訳について
前にも述べましたが、日本語の表記を見ても、直感的にどのようなことを言っているのかわからないことが多いです。
この画面で言うと、「端末の使用頻度を制限する方法」(Ways to disconnect)「端末による妨げを制限」(Reduce Interruptions)です。
また、「Do Not Disturb」の日本語訳が「マナーモード」だったり「サイレントモード」だったりで統制が取れなくなっています。そのうち改善されることを期待します。
※「サイレントモード」に統一しようとしているみたいですが、まだ、「マナーモード」の表記が残っている部分があります。(2019/4/24追記)