【AQUOS sense plus】【TIPS集】「マナーモード」の設定について
2023/07/11
「AQUOS sense plus」(SH-M07)には、着信音・通知音やバイブやアラーム音を鳴らさないようにする「マナーモード」機能があります。
※「Android 9.0(Pie)」にアップデートしている場合は、こちらを参照してください。
■【AQUOS sense plus(SH-M07)】【Android 9.0(Pie)アップデート】【新】「マナーモード」の使い方
■【AQUOS sense plus(SH-M07)】【Android 9.0(Pie)アップデート】【新機能】「高度なマナーモード」の機能と使い方
「マナーモード」には4つの種類があって、着信音等をそれぞれ「鳴る」/「鳴らない」に予め決めた組合せで制御できるようになっています。
機能ボタンを使って、素早く手動で「マナーモード」にする方法と、夜間とか決まった時間帯(いわいる「おやすみモード」)や会議等のイベント中を自動的に「マナーモード」する方法があります。
1.予備知識:音の種類と設定方法
「マナーモード」にどのような種類があるかをみる前に、音の種類(「着信音」「通知音」「アラーム音」「メディア音」)とそれらの設定について整理しました。
設定 | 着信音 | 通知音 | アラーム音 | メディア音 |
---|---|---|---|---|
①音源の設定 | 「音」設定画面の「着信音」 | 「音」設定画面の「デフォルトの通知音」 ※各アプリの通知のカテゴリごとに設定可 |
「音」設定画面の「デフォルトのアラーム音」 | ― |
②バイブの設定 | 「音」設定画面の「着信時のバイブレーション」 | ※各アプリの「通知のカテゴリ」設定の「バイブレーション」 | なし | ― |
③音量の設定 | 「音」設定画面の「着信音の音量」 | ※着信音と同じ | 「音」設定画面の「アラームの音量」 | 「音」設定画面の「メディアの音量」 |
・左側:「音」の設定画面
・右側:(アプリごとの)「通知のカテゴリ」の設定画面例
※音源の設定(「着信音」と「通知音」は同じメニューです。)
2.「マナーモード」と各音との関係
「マナーモード」には、「通常」「サイレント」「アラームのみ」「優先する通知のみ」という4つの種類があり、それらの種類によって、着信音やバイブやアラーム音等が、「鳴る」(振動する)/「鳴らない」(振動しない)の予め決められた組合せで制御できるようになっています。
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マナーモードの種類 | 着信音・通知音 | アラーム音 | メディア音 |
---|---|---|---|
通常 | × (バイブ)ON/OFFの設定にかかわらず〇 |
〇 ※音量ゼロのときは× |
〇 |
サイレント | × (バイブ)ON/OFFの設定にかかわらず× |
× | × |
アラームのみ | × (バイブ)ON/OFFの設定にかかわらず× |
〇 ※音量をゼロにはできない |
〇 |
優先する通知のみ | △ 【優先する通知の設定】を参照 |
〇 | 〇 |
【マナーモードの切替方法】
①画面外から2本指で下にスワイプして、機能ボタンエリアを表示します。
②機能ボタンをタップして、「マナーモード」をONにします。
③さらに、▼部分をタップして、④「通常マナー」「サイレント」「アラームのみ」「優先する通知のみ」から状況に応じた「マナーモード」をタップして切り替えます。
※現在、どの「マナーモード」が適用されているかは、ステイタスバーのアイコンで確認することができます。
【優先する通知の設定】
「マナーモード」を「優先する通知のみ」に設定した場合に、その優先する通知とは何かを別途設定することができます。
①「マナーモード」機能ボタンの▼部分をタップして表示される設定画面で「優先する通知のみ」をタップしたときに
②表示される説明欄にある「カスタマイズ」をタップします。⇒「優先する通知のみを許可」画面になります。
この「優先する通知のみを許可」画面で、優先する通知の設定ができます。
③「メッセージ」と「通話」は、その部分をタップして、
④許可する「連絡先」を限定することができます。
3.「マナーモード」のスケジューリング機能(「ルールタイプ」による設定)
上記で紹介したのは、その時々の周囲の状況に応じて、ステータスパネルの機能ボタンを利用して手動で「マナーモード」にする方法でしたが、ある特定の時間帯(夜間とか会議中とか)を自動的に「マナーモード」に設定する機能があります。
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①設定画面で、「音」をタップします。
②「音」画面で、「マナーモードの詳細設定」をタップします。
③「マナーモードの詳細設定」で「+追加」をタップします。
④「時間」か「予定」かのルールタイプを選択(タップ)します。
(以降「時間ルール」の場合です。)
⑤「ルール名」(ここでは「おやすみモード」)を入力します。⇒入力したルール名の設定画面になります。
⑥「曜日」を設定
⑦「開始時刻」を設定
⑧「終了時刻」を設定
⑨「マナーモード」を「通常マナー」「サイレント」「アラームのみ」「優先する通知のみ」から設定
⑩ONにすると「サイレント」に設定しても「アラーム」が優先されます。
⑪このルールを有効にします。
【注意点】
「マナーモード」機能ボタンでの設定が、「ルールタイプ」による設定よりも優先されます。つまり、暗黙的な自動設定より、明示的な手動設定の方が強いということです。
【TIPS】ルールタイプを「予定」にした場合
Googleカレンダーの予定に連動して、「マナーモード」の設定ができます。
上記④のところで、「予定ルール」をタップして、「ルール名」を入力すると設定画面が表示されます。
①「対象となるカレンダー」を「すべてのカレンダー」またはアカウントから選択します。
②「返信」を「はい」「はい/未定」「はい/未定/返信なし」から選択します。
※(招待と無関係な)予定は、どれを選択してもすべて対象になります。よって、マナーモードにしたい予定は、それ専用の別アカウントで管理したほうがいいでしょう。
③「マナーモード」を「通常マナー」「サイレント」「アラームのみ」「優先する通知のみ」から設定します。
【実践例】ある特定(「映画鑑賞」)の予定のみをマナーモード「サイレント」にします。
・設定画面の「ユーザーとアカウント」をタップして、新たなGoogleアカウントを追加します。
・Googleカレンダーに追加したアカウントが表示されます。
・マナーモード「サイレント」とする予定を作成するときは、追加したアカウントで作成します。
・「予定ルール」を作成するときの「対象となるカレンダー」を追加したアカウントにします。