【Galaxy】【セキュリティ強化】秘密データの保管と秘密アカウントの運用ができる「セキュリティフォルダ」の使い方★★
2024/05/11
「セキュリティフォルダ」のイメージは、デバイスの中に、もうひとつの場所を確保して、ロック解除しないとその場所に行くことができないので、他人には知られることのない自分だけのもうひとつのデバイスということになります。
しかも暗号化されているので、セキュリティの観点からも完璧です。
では、この「セキュリティフォルダ」内で、どんなことができるのでしょうか。
・クローンアプリを作成して、その実行ができます。
・秘密のファイル、アイテムを保管できます。
クローンアプリは、もとのアプリとは別の管理になるので、別のアカウントで運用することができます。すなわち、元のアプリと合わせて、複アカでの運用が可能になるということです。
ソーシャル系アプリやゲーム系アプリあるいは秘密のメールアドレスにとっては、一台の端末で運用できるのでとても便利になると思います。
「セキュリティフォルダ」内で、実行した結果(データ等)は、「セキュリティフォルダ」内でのみの保管になるので、他に漏れることはありません。(あとで、メイン(通常)スペースへの移動は可能です。)
※Galaxy A30(SCV43-j)
・Android バージョン:9.0
・One UIバージョン:1.1
※「セキュリティフォルダ」バージョン:1.3.03.38 ⇒ 1.5.01.17
目次
1.「セキュリティフォルダ」の作成
①【設定画面】で、【生体認証とセキュリティ】をタップします。
②【生体認証とセキュリティ】画面で、【セキュリティフォルダ】をタップします。
③【セキュリティフォルダへようこそ】画面になるので、利用規約を確認して、「同意する」をタップします。
④ここで、Galaxyアカウントでのサインインを求められますが、Galaxy Passを利用可能にしている場合は指紋認証でOKです。
※Galaxyアカウントの登録方法はこちらを参照してください。
【Galaxy】Galaxyアカウントの登録および削除の方法とその使い道
⑤これで、「セキュリティフォルダ」が作成されます。
⑥ロック解除の方法(「パターン」「PIN」「パスワード」)を選択して、登録します。
⑦ここでは、PINを設定します。※あとから変更可能です。
⑧アプリ画面(設定によってはホーム画面)に、「セキュリティフォルダ」アイコンが追加されます。
【TIPS】「セキュリティフォルダ」を削除する方法
①【セキュリティフォルダ】画面を開いて、3ドットメニューボタンをタップします。
②オプションメニューの「設定」をタップします。
③【セキュリティフォルダ設定】画面で、「その他の設定」をタップします。
④【その他の設定】画面になるので、「アンインストール」をタップします。
⑤確認画面が表示されるので、「アンインストール」をタップします。
2.「セキュリティフォルダ」に秘密のファイルを移動する方法
①ホーム画面(あるいはアプリ画面)にある「セキュリティフォルダ」アイコンをタップして、「セキュリティフォルダ」アプリを開きます。
②画面下部の「ファイルを追加」をタップします。
③追加するファイルの種類がわかれば「画像」「動画」「ドキュメント」「オーディオ」から、そうでない場合は「マイファイル」をタップします。
※ここでは「画像」を選択
④追加するファイルを選択して、
⑤「完了」をタップします。
⑥「移動」をタップします。(または「コピー」)
⑦「セキュリティフォルダ」にファイルが移動しました。
※「移動」すると、元のファイルは削除されます。
3.「セキュリティフォルダ」に秘密にしたいアイテムを移動する方法
ファイル以外でも、秘密にしたいアイテム(例:連絡先)がある場合は、そのアプリから移動の処理ができます。
(例:連絡先の場合)
①(通常の)「連絡先」アプリを開きます。
②「セキュリティフォルダ」に移動したい連絡先をタップします。
③右上にある3ドットメニューボタンをタップします。
④「セキュリティフォルダに移動」をタップします。
これで、「セキュリティフォルダ」内の「連絡先」アプリに移動しています。
4.「セキュリティフォルダ」で、クローンアプリを管理する
「セキュリティフォルダ」を開くと気が付くと思いますが、アプリアイコンが並んでいます。(Galaxy A30の場合「ギャラリー」「カレンダー」「連絡先」「カメラ」「ブラウザ」「マイファイル」「Galaxy Notes」)
これらは、クローンアプリで、ホーム画面(またはアプリ画面)から起動できるアプリとは、別の管理になります。
クローンアプリを作成するには、
①【セキュリティフォルダ】画面で、「アプリを追加」をタップします。
②動作しないアプリもあるみたいです。「OK」をタップします。
③アプリリストが表示されるので、追加したいアプリを選択して、
④「追加」をタップします。
⑤【セキュリティフォルダ】画面に、クローンアプリアイコンが追加されています。
【TISP】クローンアプリを削除する方法
①【セキュリティフォルダ】画面で、削除したいアプリアイコンを長押しします。
②ホップアップメニューが表示されるので、「アンインストール」をタップします。
※メインスペースにあるアプリは、アンインストールされません。
5.「セキュリティフォルダ」アイコンを非表示にする
「セキュリティフォルダ」は、秘密の場所なので、ホーム画面(あるいはアプリ画面)から、そのアプリアイコンを非表示にすることができます。
1)名称とアイコンを変更する
「セキュリティフォルダ」という名称だといかにもそれっぽいので、名前とアイコンをデフォルトから変更することができます。
①【セキュリティフォルダ】画面を開いて、3ドットメニューボタンをタップします。
②オプションメニューの「カスタマイズ」をタップします。
③名称およびアイコンを変更して
④「適用」をタップします。
※こんな感じです。
2)アイコンそのものを非表示にする
①【セキュリティフォルダ設定】画面を開いて、3ドットメニューボタンをタップします。
②オプションメニューの「設定」をタップします。
③【セキュリティフォルダ設定】画面になるので、「セキュリティフォルダを表示」 「アプリ画面でアイコンを表示」を無効にします。
【TIPS】アイコンを非表示したときの「セキュリティフォルダ」を起動する方法
・【セキュリティフォルダ設定】画面で、「セキュリティフォルダを表示」 「アプリ画面でアイコンを表示」を有効に戻してから、ホーム画面(あるいはアプリ画面)に復活した「セキュリティフォルダ」アイコンをタップします。
または
・「クイック設定パネル」の「セキュリティフォルダ」(※名称の変更は不可みたい)ボタンをタップすると、「セキュリティフォルダ」アイコンが復活するので、タップします。
※こちらを参照してください。
■【Galaxy】クイック設定パネルの使い方とカスタマイズ
6.「セキュリティフォルダ」にあるデータのバックアップと復元
Galaxyクラウドに、「セキュリティフォルダ」にあるデータをバックアップすることができます。
Galaxyクラウドを利用するので、Galaxyアカウント(メインスペースと同じでもOK)が必要になります。
①【セキュリティフォルダ設定】画面で、「バックアップと復元」をタップします。
②【バックアップと復元】画面で、「アカウントを追加」をタップします。
③【Galaxyアカウント】画面で、Galaxyアカウントとパスワードを入力して、④「サインイン」をタップします。
⑤利用規約等にチェックして、⑥「同意する」をタップします。
⑦2段階認証を有効にしている場合は、「認証コード」を入力して、⑧「認証」をタップします。
⑨ここで、「Galaxy Pass」の利用を推奨されるので、「開始」をタップします。※「キャンセル」してもOKです。
⑩「Galaxy Passへようこそ」画面になるので、制限があることがを確認して「OK」をタップします。
⑪利用規約等に「同意」します。
⑫Galaxyアカウントとパスワードを入力して、「OK」をタップします。
⑬指を指紋センサーに置きます。
⑭これで「Galaxy Pass」の設定が完了したので、「次へ」をタップします。
ここから「バックアップ」処理の再開です。
⑮【バックアップと復元】画面に戻ってくるので、「セキュリティフォルダのデータをバックアップ」をタップします。
⑯バックアップするコンテンツを選択して、「バックアップ」をタップします。
⑰バックアップ中になります。
⑱バックアップが完了しました。
※「復元」は、【バックアップと復元】画面で、「復元」をタップしてください。
7.「セキュリティフォルダ」の設定
1)ロックの種類
2)セキュリティフォルダを自動ロック
3)通知とデータ
・「通知内容を表示」を有効にすると、セキュリティフォルダのクローンアプリからの通知内容を通知パネルに表示します。
※無効の場合は、セキュリティフォルダを開くと、通知内容を確認できます。
・「ロック画面で通知内容を非表示」を有効にすると、ロック画面上で、クローンアプリからの通知を非表示にします。
・「アプリの通知」:アプリごとの通知に関する設定ができます。
※通知内容の表示についての詳細は、こちらを参照にしてください。
■【Galaxy】「通知」確認(サウンド、バイブ、バッジ、ロック画面表示等)の設定方法
4)その他の設定-アプリ
セキュリティフォルダ内にインストールされているアプリの確認ができます。
5)その他の設定-データ使用量
モバイル/ Wi-Fiデータの総使用量の確認ができますす。
アプリがバックグラウンドでデータを送受信しないようにすることができます。