【Google Pixel 6】のカメラ仕様は、背面デュアルカメラで、
・「50 メガピクセル Octa PD Quad Bayer 広角カメラ」
・「12 メガピクセル ウルトラワイド カメラ」となっています。
主な写真撮影機能として、「モーション モード」「パノラマ」「夜景モード」「トップショット」「ポートレート モード」「手動によるホワイト バランス調整」「デュアル露出補正」等があります。
※レビュー機種:Pixel 6(SD1A.210817.037)
※「カメラ」アプリバージョン:8.4.200.406250151.12
もくじ
1.ふつうに写真を撮る
スマホで写真を撮るとき、ふつうは「カメラ」アプリを開いて、被写体にレンズを向けて何も気にせずシャッターボタンを押すだけだと思います。
たぶん、シャッターボタンを押す前にすることは、
・被写体にフォーカス
・被写体の拡大(ズーム)
・フラッシュの有無
の多くて3つぐらい、これでふつうにいい写真が撮れています。
Pixel6の「カメラ」画面は、倍率を変更できるボタンしかないシンプルなもので、そのほかのすぐに必要な設定は、画面上部にある「∨」をタップすると表示されます。
・「カメラ」アプリを開いたときの画面と「∨」をタップしたときの画面
カメラモード設定項目 | 内容 |
---|---|
①倍率(ズーム) | ・0.7~7.0倍まで。 タップするとスライダーとなってドラッグで倍率の調整ができます。また、画面をピンチイン/アウトでもズームイン/アウトができます。 |
②光量の調節 | ・「なし」/「(自動)夜景モード」/「フラッシュ」 |
③RAW | ・「JPEGのみ」/「RAW+JPEG」 ※【カメラの設定】⇒【詳細設定】⇒「RAW+JPEGコントロール」を有効にすると表示されます。 ※詳細はこちらをご覧ください。 |
④トップショット | ・「OFF」/「自動」/「ON」 トップショットとは 「自動」または「ON」のとき、動きのある被写体に対して、シャッターボタンを押す前後、数フレームをキャプチャし、その中の最適なショットを推奨してくれます。 |
⑤タイマー | ・「OFF」/「3秒」/「10秒」 |
⑥比率 | ・「ワイドクロップ(16:9)」/「画面全体(4:3)」 |
⑦保存先 | ・「フォトギャラリー」/「ロックされたフォルダ」 ※詳細はこちらをご覧ください。 |
さらに、画面をタップすると、撮影の手助けになる白と黄色の「水平インジケーター」「十字線」(上下インジケーター)や「ホワイトバランス」「露出」を手動で調整できるスライダーが表示されます。
※これらは、【カメラの設定】から非表示にできます。
「カメラ」アプリを開く方法
・ホーム画面上の「カメラ」アプリアイコンをタップ
・電源ボタンを素早く2回連打押下 ※要設定
・端末の背面を2回タップ ※「クイックタップ」機能に「カメラ」アプリを割り当てる
参照
撮った写真を編集する
2.暗い場所で写真を撮る
暗い場所で「カメラ」アプリを開くと、画面の右下に「(自動)夜景モード」がOFFであるアイコンが表示されるので、タップして「夜景モード」を「ON」にして、そのままシャッターボタンを押します。(写真が撮れるまで数秒掛かります)
※「フラッシュ」がONになっていると、この機能は動作しないので注意。
3.夜空の写真を撮る(「夜景モード」)
画面の一番下にあるモードバーから「夜景モード」をタップします。
「∨」をタップして、「天体写真」が自動になっていることを確認して、端末を固定(※三脚必須)して、シャッターボタンが「月」マークから「星」マークに変わったらタップします。
(初期設定で)自動的に「タイムプラス」になっているので、3分ぐらい待つと、天体の静止画とタイムラプス動画が同時に撮影することができます。
※【カメラの設定】⇒【詳細設定】⇒「天体写真のタイムプラスを有効にする」
4.「パノラマ」と「360°写真」
画面の一番下にあるモードバーから一番右にある「モード」をタップすると、「パノラマ」「360°写真」を選択できるようになります。
1)「パノラマ」撮影
シャッターボタンを押して、端末を左または右に白いフレームに合わせて水平にゆっくりと動かして被写体全体を収めたら、もう一度シャッターボタンを押すとパノラマ写真が撮れます。
2)「360°写真」
「∨」をタップすると、「垂直」「広角」「魚眼」「360」「水平」のオプションを選択できます。
撮影方法は、簡単で、オプションを選択して、シャッターボタンをタップすると
A:白い透明な〇と青い●が画面に現れるので、青い●が白い透明な〇の中に入るように端末を移動します。
B:青い●が白い〇の中に入ると自動的にシャッターが切られます。
画面に白い〇が現れるので、端末を少し動かすと、白い〇が青い●に変わるので、ABを繰り返します。
画面に白い〇が現れなくなったら終了です。
途中で撮影を終わらせたいときは、シャッターボタンをタップします。
5.「モーション」モード(【Pixel 6】限定機能)
画面の一番下にあるモードバーから「モーション」をタップします。
すると、画面に「アクションパン」「長時間露光」と表示され、「モーション」が2つの機能から構成されていることがわかります。
「アクションパン」とは
動いてる被写体に焦点を合わせて、そのまま追跡したときに背景にぼかし効果を適用します。
「長時間露光」とは
被写体の周辺部分の動いている部分にぼかし効果を適用します。(※三脚必須)
6.ポートレートモード
画面の一番下にあるモードバーから「ポートレート」をタップします。
「∨」をタップして、「顔写真加工」で、「弱」「スムーズ」を選択すると、肌の質感や目元のトーン、瞳のひかり具合等を調整できます。