ホーム画面は、ここからアプリを起動したり、時刻や天気、ニュースを確認したりと一番お世話になるところだと思います。
レビュー機種:Pixel 6(Android 14)(U1B2.230922.010)
※【Android14】対応機種
Pixel 4a/4a(5G)/5/5a(5G)/6/6 Pro/6a/7/7 Pro/7a/8/8 Pro/Fold
アイテム(アプリアイコン・ショートカットアイコン・ウィジェット・フォルダ)の追加、壁紙の変更等のカスタマイズで、このホーム画面を自分好みにさらに使いやすくしたいものです。
目次
1.ホームアプリ「Pixel Launcher」の構成
「Pixel Launcher」は、アイテム(アプリアイコン・ショートカットアイコン・ウィジェット・フォルダ)を追加できる「ホーム画面」とすべてのアプリを管理する「ドロワー画面」から構成されています。
・左:ホーム画面、右:ドロワー画面
ドロワー画面は、ホーム画面上を上方向にスワイプすることで表示できます。
「AQUOS」や「Xpeia」ブランドにあるような「かんたんモード」はありません。
2.ホーム画面にアイテムを追加/削除する方法
1)アプリアイコンの追加
ホーム画面にアプリアイコンを追加するには、通常は「ドロワー画面」(アプリ一覧)を開いて、ホーム画面に追加したいアプリアイコンを長押しして、少しドラッグしてホーム画面になったら、アイコンを追加したい場所にドラッグ&ドロップします。
「ホーム画面」の設定で、「ホーム画面にアプリのアイコンを追加」を有効にしていると、アプリをダウンロードしたときに、ホーム画面にもそのアプリアイコンが同時に追加されます。(※5.参照)
2)ショートカットアイコンの作成
アプリアイコンを長押しすると、(アプリによって)ショートカットリストが表示されます。そのリストの中のアイコンを長押しして、あとはアプリを追加したときと同じ要領でドラッグ&ドロップすると、ホーム画面上にそのショートカットアイコンを追加することができます。
ホーム画面にアプリアイコンを追加したら、ショートカットリストが表示されるかどうか確認してみてください。
ショートカットリストにあるアイコンをタップすると、そのアプリを開くことなく、直接その機能を操作できる画面が開きます。
3)ウィジェットの追加
ホーム画面上を長押して表示されるメニューの中の「ウィジェット」をタップすると、【ウィジェット】画面が表示されます。
ホーム画面上に追加したいウィジェット(ここでは「時計」のデジタル)を選択して、長押しして、ホーム画面上の追加したい場所にドラッグ&ドロップします。
枠線が表示されているので、その上を上下左右にスワイプして、サイズの調整をしてホーム画面上の別のところをタップすると完了です。
4)フォルダの作成
いくつかのアプリアイコン(含むショートカットアイコン)をグループにまとめて、フォルダとしてホーム画面に追加することができます。
1×1のフォルダアイコンになるので、ホーム画面のスペースの節約にも貢献します。
最初は、グループ化したいアイコンをもうひとつのアイコンの上まで、ドラッグ&ドロップすることでフォルダが作成できます。
あとはグループ化したいアイコンをそのフォルダにドラッグ&ドロップしていけばOKです。
自動的にフォルダ名が付けられますが、相応しくないと思ったら、フォルダ名をタップして名前を変更します。
これで、フォルダの作成は完了です。
5)アイテムの削除方法 ※動画リンク
ホーム画面上にあるアイテムを削除するには、削除したいアイテムを長押しして、画面上部に表示される「削除」にドラッグ&ドロップします。
3.ホーム画面のカスタマイズ
1)壁紙の変更
ホーム画面上を長押し⇒「壁紙とスタイル」をタップ⇒【壁紙とスタイル】画面で、「壁紙の変更」をタップします。
絵文字を使って、ホーム画面の壁紙をおしゃれに自作できる機能もあります。
2)グリッド数の変更
【壁紙とスタイル】画面の「アプリグリッド」をタップして、ホームの画面の1ページに追加できるアイコン数を「5×5」「4×5」(←デフォルト)「4×4」「3×3」「2×2」から選択することができます。
※「5×5」を選択すると、ドロワー画面の横のアイコン数が「5」になります。それ以外は「4」のままです。
3)アイコンの変更
【壁紙とスタイル】画面の「テーマアイコン」を有効にすると、この機能に対応しているホーム画面上にあるアイコンが「Material You」デザインに変更されます。
4.ドロワー画面のカスタマイズ
すべてのアプリを管理するドロワー画面でのカスタマイズは、それほど多くありません。残念ながら「フォルダ」の作成はできません。
グリッド数の変更
ドロワー画面の横列は通常「4」ですが、ホーム画面のグリッド数を「5×5」にすると、横列も「5」に変わります。
ドロワー画面の上段に候補アイコンを表示
ドロワー画面の上段に、最近の使用履歴や頻度、ルーティンを考慮したアプリアイコンを表示できます。
※5.2)参照
5.「Pixel Launcher」(ホーム画面)の設定
ホーム画面上を長押し⇒「ホームの設定」をタップ⇒【ホームの設定】画面になります。
設定項目 | 内容 |
---|---|
通知ドット | タップすると、「アプリアイコン上の通知ドット」が、ハイライトされた【通知】設定画面が表示されます。 有効にすると、そのアプリから通知があると、ホーム画面およびドロワー画面上のアプリアイコンの右上にドットが表示されるようになります。 ※初期設定:有効 ※ドットの色やドットを件数に変えることはできません。 |
スナップショット (At a Glance) | 有効にすると、ロック画面およびホーム画面(ウィジェット)で、天気や今後の予定を見ることができるようになります。 ※初期設定:有効 ※無効にすると、「日付」だけのウィジェットになります。 ※6.参照 |
ホーム画面にアプリのアイコンを追加 | 有効にすると、アプリをダウンロードしたときに、ホーム画面にもそのアプリアイコンが追加されます。 ※初期設定:有効 |
スワイプでGoogleアプリにアクセス | 有効にすると、ホーム画面の一番左に「Google」アプリが表示されるようになります。 |
〔最近〕に候補を表示 | 有効にすると、「最近使用したアプリ」画面においてアプリによっては、次のアクション候補を表示してくれることがあります。※具体例を後述1)参照 |
候補 | タップすると、ホーム画面とドロワー画面それぞれにおいて、アプリの候補を表示することができるようになります。 ※詳細は後述2)参照 ※初期設定:有効 |
検索設定 | タップすると、検索候補や検索結果の表示についての設定ができます。 ※詳細は後述3)参照 |
ホーム画面の回転を許可 | 有効にすると、端末の向き(縦横)に合わせて、ホーム画面の向きも変ります。 ※初期設定:有効 |
通知ドットとは
そのアプリからの通知を確認していない場合、ホーム画面およびドロワー画面のアプリアイコンの右上にドットが表示されます。
ホーム画面の回転を許可
有効にすると、端末の向き(縦横)に合わせて、ホーム画面およびドロワー画面の向きも変ります。
1)「〔最近〕に候補を表示」の具体例
「最近使用したアプリ」画面で、「Chromeブラウザ」を表示したときに、右上に「リンク」アイコンが表示され、それをタップすると、URLの「コピー」または「共有」ができます。
2)「候補」の使い方
ホーム画面
「ホーム画面上に候補を表示」を有効すると、ホーム画面の一番下の行(ドックの部分)に、使用頻度等によりアプリアイコンを自動的に表示してくれます。
初期設定では、固定のアプリアイコンに独占されていますが、これらを上に移動すると「候補」のアプリアイコン(背景枠で識別)が表示されるようになります。
ドロワー画面
「「すべてのアプリ」リスト内の表示」を有効にすると、候補は、検索バーとすべてのアプリの間に表示されます。
3)検索設定
ホーム画面およびドロワー画面の検索バーからは、Pixel内のコンテンツ(連絡先、設定等)およびウェブ検索ができます。
設定項目 | 内容 |
---|---|
上にスワイプして検索を開始 | 有効にすると、ホーム画面上を上にスワイプしたときに、検索窓にフォーカスのあるドロワー画面が開いて、同時にGboardも開きます。 |
検索前の候補 | 有効にすると、Pixel内のコンテンツの検索候補が表示されます。 |
ウェブ検索 | 有効にすると、ウェブの検索候補および検索結果が表示されます。 |
人物 | 有効にすると、検索結果に連絡先の内容を表示してくれます。 ※無効にしても表示されています。(?) |
Google Play ストア | 有効にすると、検索結果に「Google Play ストア」の内容を表示してくれます。 ※無効にしても表示されています。(?) |
ウェブ検索設定 |
検索結果例
・左:ウェブ検索が「有効」、右:ウェブ検索が「無効」の場合
6.スナップショット(At a Glance)のカスタマイズ
「スナップショット」の右にある歯車アイコンをタップすると、【スナップショット】の設定画面になります。
※詳細は別記事を予定