【Androidアプリ】サブランチャー「ssFlicker」の機能と使い方
2019/07/20
「ssFlicker」に最初に出会ったのは、2012年でまだベーター版のときでした。当時は、androidのバージョンが2.xの黎明期で、サードパーティのランチャー(ホームアプリ)やサブランチャーと言われるアプリが数多く開発・提供されていました。
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Androidバージョンも8.x(Oreo)まで進化していく中で、それらの多くはGoogle Playから消えたり、開発(バージョンアップ)が停止され、Oreoでは正常に動作しないものもあります。
しかし、「ssFlicker」は、Oreoの最新の機能にも対応し、バージョンアップを継続して、そのコンセプトは、ベーター版から変わっていません。大変好感の持てるアプリのひとつです。
今回は、『HUAWEI Mate 10 Pro』(Androidバージョン:8.0)で、その機能と使い方を紹介してみます。
目次
Ⅰ.画面
1.ダウンロードとインストール
2.デフォルトの起動画面
・起動時の画面
まだ何もアイテムを設定していないので、表示された起動画面を見ても、ちょっと戸惑うかもしれません。
①「メニュー」を長押し⇒メニュー画面が表示されます。
②「ファンクション」を長押し⇒唯一アイテムがデフォルトで設定されている画面が表示されます。
長押ししながら左右上下にスワイプすることで、各アイテムのアイコンが大きくなったところでリリースするとそのアイテムを実行してくれます。
※各ファンクションの説明は後述
③「ポインタ」を長押し⇒何もアイテムが設定されていないので、味気ない画面が表示されます。※アイテムの設定方法は後述。
※見やすくするために「ポインタウィンドウ」の位置をデフォルトの「下」から「中心」にしています。
・「メニュー」「ファンクション」「ポインタ」を長押ししたときの画面
④「設定」:「ssFlicker」の設定画面へ(※後述)
⑤「アプリ」:アプリ一覧画面へ。一覧の中にアイコンをタップすることでそのアプリの起動することができます。
⑥「編集」:「ssFlicker」の編集モード画面へ(※後述)
⑦「設定」:端末(「Mate 10 Pro」)の設定画面へ
2.編集モード画面
「ドック」または「ポインタ」に、「アプリ」・「ショートカット」・「ウィジェット」・「ssFiicker」独自のアイテムを設定することができます。※設定する方法については後述
・編集モード画面
①「メニュー」を長押し⇒メニュー画面が表示されます。
②ドックの「+」を長押し⇒アイテムを設定する画面が表示されます。(※アイテムの設定の詳細は後述)
③「ファンクション」④「ポインタ」を長押し⇒アイテムの設定等ができる画面が表示されます。
⑤ポインタウィンドウの「+」を長押し⇒「ポインタ」の追加ができる画面が表示されます。
・各アイコンを長押ししたときの画面
⑥「設定」:「ssFlicker」の設定画面へ(※後述)
⑦「ランチャー」:ホームアプリを起動します。
⑧「設定」:端末(「Mate 10 Pro」)の設定画面へ
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3.「ssFlicker」の設定画面
・「ssFlicker」の設定画面(歯車アイコンをタップすると「ssFlicker」のアプリ情報画面になります。)
1)起動
「ssFlicker」の起動に関しては、後述の『Ⅱ.1.起動方法の選択』を参照してください。
2)ウィンドウ
ポインタウィンドウ・ドックの背景(①)や画面内での位置(②③)を設定できます。
3)アイコン/文字
ポインタのラベル(名称)の有無(②文字色・③大きさ)とアイコンの大きさ(①)を設定できます。
4)その他
5)バックアップ/リストア
編集モードで設定した内容をバックアップしてくれます。※ssFlickerの設定はバックアップされないようです。
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Ⅱ.使い方
1.起動方法の選択
「ssFlicker」には、いくつかの起動方法が用意されています。
・ホーム画面上のアイコン(またはウィジェット)をタップ
・通知パネルの「ssFlicker」をタップ
・ホームボタンをタップ
・画面上のある領域をスワイプ
・ホームボタンを長押し
1)「ssFlicker」はサブランチャーですが、ホームアプリ(Huaweiホーム)の代替とする場合は、「ホームボタンをタップ」する方法を選択します。
・「ホームボタンをタップ」の設定手順
①「Mate 10 Pro」の設定画面で、「アプリと通知」をタップします。
②「アプリと通知」画面で、「デフォルトアプリ」をタップします。
③「デフォルトアプリ」画面で、「ランチャー」をタップします。
④「ランチャー」画面で、「ssFlicker」を選択(タップ)します。
【注意】本来のホームアプリである「Huaweiホーム」が簡単に起動できなくなるので、「ssFlicker」のどこかにアイテム「ホーム」を設定しておくことをお薦めします。
2)本来のサブランチャーとして活用したい場合は、「通知パネルの「ssFlicker」をタップ」または「画面上のある領域をスワイプ」または「ホームボタンを長押し」する方法を選択します。
・「通知パネルの「ssFlicker」をタップ」の設定手順
①ホーム画面上の「ssFlicker」のアイコンを長押しします。
②ショートカットメニューの「ssFlickerの設定」をタップします。
③「ssFlicker」の設定画面で「ステータスバー起動」を有効にします。
通知パネルには、次のように表示されます。
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・「画面上のある領域をスワイプ」の設定手順
①「ssFlicker」の設定画面で、「オーバーレイ起動」を有効にします。
②「他のアプリの上に重ねて表示」の権限を求められるので、「OK」をタップします。
③「他のアプリの上に重ねて表示」の権限が無効になっているので、「有効」にします。
※インストール直後は、「有効」になっているので、通常②③の操作は不要です。
④「オーバーレイ起動」画面になり、2カ所に起動領域を設定できるので、いずれかあるいは両方とも「有効」にします。
⇒デフォルトの起動領域(オーバーレイポイント)が画面に表示されます。
起動領域の位置・大きさ・色の設定ができます。
・「ホームボタンを長押し」の設定手順
①端末の設定における「アプリと通知」画面で、「デフォルトアプリ」をタップします。
②「デフォルトアプリ」画面で、「アシスタント機能と音声入力」をタップします。
③「アシストアプリ」をタップします。
④「ssFlicker」をタップします。
⑤「同意する」をタップします。
3)上記以外の起動方法の設定
・「ホーム画面上のウィジェットをタップ」の設定手順
①ホーム画面上をピンチインして、編集モードして「ウィジェット」をタップし、ウィジェット一覧の中から「ssFlicker」を選択して仮想ホーム画面上にドラッグ&ドロップします。
(透明なので、可視できません。)
②透明だと困る場合は、「ssFlicker」の設定画面で「その他」をタップして、「透明ウィジェットの背景」を有効にします。
③ホーム画面上にウィジェット(ショートカット)のアイコンが現れます。
2.アイテムの設定方法
設定できるアイテムは、「アプリ」「ショートカット」「ウィジェット」と「ssFiicker」独自のアイテムになります。
アイテムを設定場所と数は、「ドック」部分に5個、「ポインタウィンドウ」部分に128個(16×8)となります。
※「ポインタウィンドウ」部分全体を不可視にすることも可能です。
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1)「ドック」部分
①編集モードで、「ドック」部分の「+」を長押しします。⇒アイテムの選択ができるようになります。
②長押ししながら左右上下にスワイプして「アプリ」「ウィジェット」「共有」「ホームアプリ」「ショートカット」「ファンクション」のいずれかにフォーカス(アイコンが少し大きくなる)してリリースします。
③-1「アプリ」:アプリ一覧が表示されるので、設定したいアプリを選択(タップ)します。
③-2「ウィジェット」:ウィジェット一覧が表示されるので、設定したいウィジェットを選択(タップ)します。
※EMUIのウィジェットは設定できないようです。
③-3「共有」:共有アプリ一覧が表示されるので、設定したいアプリを選択(タップ)します。
③-4「ホーム」:ホームアプリが表示されるので、設定したいホームアプリを選択(タップ)します。
③-5「ショートカット」:ショートカット一覧が表示されるので、設定したいショートカットを選択(タップ)します。
※EMUIのショートカットは設定できないようです。
③-6「ファンクション」:「ssFiicker」独自のアイテムで、「WiFi」「Bluetooth」「同期」「画面回転」は各設定のオン/オフを切り換えます。「検索」は、Googleアシスタントの検索画面になります。
2)「ポインタウィンドウ」部分
①編集モードで、「ポインタウィンドウ」部分の「ポインタ」を長押しします。
②長押ししながら左上にスワイプして「開く」にフォーカス(アイコンが少し大きくなる)してリリースします。
③「+」(追加)を長押しします。⇒アイテムの選択ができるようになります。
以降「ドック」のときと同様にアイテムの設定ができます。
【TIPS】ウィジェットの位置と大きさの編集
編集モードで、「ポインタウィンドウ」部分の「ポインタ」を長押ししながら左上にスワイプして「開く」にフォーカス(アイコンが少し大きくなる)してリリースします。
①ウィジェットを設定したアイコンを長押しして
②「編集」にフォーカスが当たるようにスワイプしてリリースします。
③ウィジェットの位置(横と縦)とサイズ(幅と高さ)を編集できるようになるので、編集したい▼をタップして、④数字をタップします。
※ウィジェットは、一旦表示すると、非表示にしない限り、画面上に保持されているので、重ならないように位置等を設定すると一度に複数のウィジェットを見ることができます。
3.アイテムのアイコンの編集
①編集モードで、「ポインタウィンドウ」部分の「ポインタ」を長押ししながら右上にスワイプして「編集」にフォーカス(アイコンが少し大きくなる)してリリースします。
②アイコンをタップします。
・アイコンの選択画面になるので、③④⑤⑥のいずれかをタップします。
・③④⑤をタップしたときの画面です。
③⑤をタップしたときは、一覧からアイコンを選択(タップ)します。
④をタップしたときは、ポインタに設定したアプリアイコンがそのまま表示されます。
⑥画像(写真等)から選択できます。
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Ⅲ.設定例
最後に、設定例を掲載しておきます。
・左手持ちなので、ポインタは、左に寄せています。
・アイコンは、「マルチアプリアイコン」を選択して、何を設定しているかすぐわかるようにしています。
・ホームアプリに「ssFlicker」を設定しています。
・どの画面からでも「ssFlicker」が起動できるように、オーバーレイ起動も採用しています。
・ドック①:HUAWEIの「画面ロック」ウィジェットが利用できないので、「Screen Lock」アプリのショートカットを使っています。
・ドック②:何かあったときに、すぐにHUAWEIのホーム画面に戻れるように、「ホームアプリ」を設定しています。
※日時や天気のウィジェットを表示したいときは、サードパーティのアプリをインストールしないといけないです。
※壁紙は、見やすくするために黒っぽいものを使っています。