【Nothing Phone(2)】「カメラ」アプリの使い方

2023-08-25

 写真を撮るときは「カメラ」アプリを開いて、何も気にせずそのまま被写体にレンズを向けてシャッターボタンを押すだけだと思います。
 これでふつうにいい写真が撮れてしまいます。
 それでも、ちょっとだけでも「カメラ」アプリの使い方を知っておきましょう。

※「カメラ」アプリバージョン:13.0.01.09.39

1.ファインダー(画面)からできることー背面カメラによる撮影時

 「カメラ」アプリを開いて、最も利用する「写真」モードにおいて、ファインダー(画面)からできることは、次の通りです。

項目できること
①フラッシュタップして、「OFF」/「ON:LED」/「ON:Gylphライト」/「自動」の切り替えができます。
②タイマータップして、「なし」「3秒」「10秒」の切り替えができます。
③フィルター「オリジナル」「LENTCULAR」「PALMA」「BLUSH」「WEST」「MONO」「VISTA」「EIFFEL」があります。
④3ドットボタンタップして、⑫以降の設定画面を表示します。
⑤明るさの調整画面をタップして、スライダーで明るさの調整ができます。
⑥ズームタップで、「.6x」「1x」「2x」が選択できます。
長押しで、スライダーをスワイプして、「0.6×~10×」が選択できます。
⑦カメラモード左右にスワイプして、モードを選択できます。「スローモーション」「動画」「写真」「ポートレート」、もっと⇒「タイムプラス」「パノラマ」「マクロ」「エキスパート」
※それぞれのモードの詳細は、3.を参照
⑧プレビュー表示タップすると、「フォト」アプリで写真を確認できます。
⑨レンズタップすると、「Googleレンズ」アプリが開きます。
⑩シャッターボタンタップすると、写真が撮影できます。
※長押ししたときの動作は、カメラ設定の「シャッターを押し続ける」で設定できます。2.参照
⑪背面カメラ/前面カメラの切り替えタップごとに、背面カメラ/前面カメラの切り替えができます。
⑫モーション「ON」にすると、「モーションフォト」(直前数秒間の動画も同時に保存する)が機能します。
※「フォト」アプリを開いて、右上の3ドットボタンをタップすると、確認できるようになります。
⑬比率アスペクト比の変更ができます。「4:3」「16:9」「FULL」「1:1」
⑭品質「12MP モード」と 「50MP モード」の切り替えができます。
⑮グリッド「ON」にすると、画面に3×3のグリッドが表示されます。
⑯その他の設定タップすると、【カメラの設定】画面が開きます。※2.参照

フィルター

「オリジナル」「LENTCULAR」「PALMA」

「BLUSH」「WEST」「MONO」

「VISTA」「EIFFEL」

2.【カメラの設定】画面からできること

 「カメラ」アプリの設定になります。

項目内容
全般位置情報を保存有効にすると、写真や動画の詳細情報に位置情報が記録されます。
ミラー型フロントカメラ有効にすると、自撮り画像を左右反転しないで保存します。
レベル有効にすると、ファインダーに水平インジケーターが表示されて、撮影構図の手助けになります。
スタンプ有効にすると、撮影した写真(動画)の左下に「撮影日時」と露出、シャッタースピード等の情報が表示されます。
写真タップして撮影有効にすると、画面へのタップがシャッター代わりになります。
QRコードスキャナー有効にすると、ファインダーから「QRコード」を認識してタップすると、URLが開きます。
シャッターを押し続けるタップして、シャッターを長押ししてときの動作を設定します。
・バーストショット(連写)
・動画を撮る
AI によるシーン検出有効にすると、カメラが自動的に撮影対象を検出し、写真の色や明るさの設定などを自動的に調整し最適な写真を撮影できます。
動画動画ランプ表示有効にすると、録画中、裏面の赤いLEDが点滅します。
動画エンコードタップして、動画の圧縮方式を選択できます。
・H.264
・H.265
設定をリセットする「カメラの設定」をデフォルトに戻すことができます。

位置情報を保存

 有効にすると、写真や動画の詳細情報に位置情報が記録されます。

ミラー型フロントカメラ

 有効にすると、自撮り画像を左右反転しないで保存します。

レベル

 有効にすると、ファインダーに水平インジケーターが表示されて、撮影構図の手助けになります。

スタンプ

 有効にすると、撮影した写真(動画)の左下に「撮影日時」とF値、シャッタースピード、ISO等の情報が表示されます。

QRコードスキャナー

 有効にすると、ファインダーから「QRコード」を認識してタップすると、URLが開きます。

シャッターを押し続ける

 タップして、シャッターを長押ししてときの動作を設定します。
・バーストショット(連写)
・動画を撮る

AI によるシーン検出

動画ランプ表示

 有効にすると、録画中、裏面の赤いLEDが点滅します。

動画エンコード ー「H.265」と「H.264」との違い

・「H.265」と「H.264」は、動画圧縮の規格(動画コーデック)のひとつになります。
・「H.265」の圧縮率は、「H.264」の2倍になります。よって、ストレージを節約することができます。
・ただし、視聴する場合は、H.265に対応した動画再生アプリが必要になります。

※ファイルの拡張子だけでは、H.265によってエンコードされた動画かどうかは判別できないようです。

3.カメラモードについて

「スローモーション」

 高速で撮影して、通常速度で再生します。

項目できること
①フラッシュタップして、「OFF」/「ON:LED」/「ON:Gylphライト」/「自動」の切り替えができます。
②画質選択タップして、「1080P」「4K」の切り替えができます。
撮影時のフレームレートタップして、1秒間の撮影コマ数を「120fps」「240fps」「480fps」から選択します。
④ズームタップで、「1x」「2x」が選択できます。
長押しで、スライダーをスワイプして、「1.0×~10×」が選択できます。
⑤シャッターボタンタップして、録画の開始/終了します。
⑥グリッド「ON」にすると、画面に3×3のグリッドが表示されます。
⑦録画ランプ表示「ON」にすると、、録画中、裏面の赤いLEDが点滅します。

「動画」

 自動的に最適に調整された露出値および色の設定で動画を撮影します。

項目できること
①フラッシュタップして、「OFF」/「ON:LED」/「ON:Gylphライト」/「自動」の切り替えができます。
②画質選択タップして、「1080P」「4K」の切り替えができます。
③撮影時のフレームレートタップして、1秒間の撮影コマ数を「30fps」「60fps」から選択します。
④ズームタップで、「.6x」「1x」「2x」が選択できます。
長押しで、スライダーをスワイプして、「0.6×~10×」が選択できます。
⑤プレビュー表示タップすると、「フォト」アプリで写真を確認できます。
⑥シャッターボタンタップして、録画の開始/終了します。
⑦背面カメラ/前面カメラの切り替えタップごとに、背面カメラ/前面カメラの切り替えができます。
HDR「ON」にすると、表現できる明暗差の幅が広くなり、自然かつリアルな映像になります。
⑨モーション「ON」にすると、「モーションフォト(直前数秒間の動画も同時に保存する)が機能します。
※「フォト」アプリを開いて、右上の3ドットボタンをタップすると、確認できるようになります。
⑩グリッド「ON」にすると、画面に3×3のグリッドが表示されます。
⑪録画ランプ表示「ON」にすると、、録画中、裏面の赤いLEDが点滅します。

「写真」

 自動的に最適に調整された露出値および色の設定で写真を撮影します。※1.を参照

「ポートレート」

 人物の背景を調整して撮影します。

項目できること
①フラッシュタップして、「OFF」/「ON:LED」/「ON:Gylphライト」/「自動」の切り替えができます。
②タイマータップして、「なし」「3秒」「10秒」の切り替えができます。
③フィルター※1.「フィルター」参照
レタッチ処理タップして、「オフ」「自然」「強調」の切り替えができます。
⑤ズームタップで、「.6x」「1x」「2x」が選択できます。
長押しで、スライダーをスワイプして、「0.6×~10×」が選択できます。
ボケ背景のぼかし度を「0.95~16」から設定します。
⑦プレビュー表示タップすると、「フォト」アプリで写真を確認できます。
⑧シャッターボタンタップして、録画の開始/終了します。
⑨背面カメラ/前面カメラの切り替えタップごとに、背面カメラ/前面カメラの切り替えができます。
⑩比率アスペクト比の変更ができます。「4:3」「16:9」「FULL」「1:1」
⑪グリッド「ON」にすると、画面に3×3のグリッドが表示されます。

「タイムプラス」

 動画の時間を実際の時間より速めるタイムラプス動画を撮影します。

項目できること
①フラッシュタップして、「OFF」/「ON:LED」/「ON:Gylphライト」/「自動」の切り替えができます。
②画質選択タップして、「1080P」「4K」の切り替えができます。
撮影間隔「15」「30」「60」「120」「240」「480」「960」(秒)から選択します。
④ズームタップで、「1x」「2x」が選択できます。
長押しで、スライダーをスワイプして、「1×~10×」が選択できます。
⑤プレビュー表示タップすると、「フォト」アプリで写真を確認できます。
⑥シャッターボタンタップして、録画の開始/終了します。
⑦背面カメラ/前面カメラの切り替えタップごとに、背面カメラ/前面カメラの切り替えができます。
⑧グリッド「ON」にすると、画面に3×3のグリッドが表示されます。
⑨録画ランプ表示「ON」にすると、、録画中、裏面の赤いLEDが点滅します。

「パノラマ」

 雄大な風景等を撮影したいときに利用します。
 シャッターボタンをタップし、矢印(①)を中心線上に保ちながら、端末を矢印の方向にゆっくり動かします。撮影を終了するには、もう一度シャッターボタンをタップします。

「マクロ」

 被写体が非常に近い(4cm以内)場合に利用します。

項目できること
①フラッシュタップして、「OFF」/「ON:LED」/「ON:Gylphライト」/「自動」の切り替えができます。
②タイマータップして、「なし」「3秒」「10秒」の切り替えができます。
③フィルター※1.「フィルター」参照
④プレビュー表示タップすると、「フォト」アプリで写真を確認できます。
⑤シャッターボタンタップして、録画の開始/終了します。
⑥比率アスペクト比の変更ができます。「4:3」「16:9」「FULL」「1:1」
⑦グリッド「ON」にすると、画面に3×3のグリッドが表示されます。

「エキスパート」

  エキスパートモードは、各パラメータ(露出、ホワイトバランス、フォーカス、露出補正)を調整することにより、プロ並みの撮影が可能になります。

項目できること
①フラッシュタップして、「OFF」/「ON:LED」/「ON:Gylphライト」/「自動」の切り替えができます。
②タイマータップして、「なし」「3秒」「10秒」の切り替えができます。
RAWタップして、「OFF」「ON」の切り替えができます。
※画像エンジンで色の復元操作は行わず、イメージセンサーで受け取った光の情報をそのまま保存します。
ウルトラワイドタップして、「OFF」「ON」の切り替えができます。
⑤ズームタップで、「1x」「2x」が選択できます。
長押しで、スライダーをスワイプして、「1×~10×」が選択できます。
EV(露出)「-3.0~3.0」
※ISOとシャッタースピードの2つのパラメーターの調整ができます。
ISO(ISO感度)「50~3200」
※ISOが低いほど写真は滑らかになり、ISOが高いほど背景ノイズが大きくなり画質が低下します。
S(シャッタースピード)「1/12000~32」(秒)
※ウルトラワイド「1/12000~20」
WB(ホワイトバランス)「2300K~8500K」
※色温度(ケルビン(K))の数値が小さいほど赤みを帯びた光の色になり、数値が大きいほど青みを帯びた光の色になります。
AF(オートフォーカス)/MFタップして、自動(AF)/手動(MF)「0.00~1.00」の切替ができます。
⑪プレビュー表示タップすると、「フォト」アプリで写真を確認できます。
⑫シャッターボタンタップすると、写真が撮影できます。
※長押ししたときの動作は、カメラ設定の「シャッターを押し続ける」で設定できます。
⑬比率アスペクト比の変更ができます。「4:3」「16:9」「FULL」「1:1」
⑭グリッド「ON」にすると、画面に3×3のグリッドが表示されます。

参考:【Nothing Phone 2】の「カメラ」のスペック

※NOTHING公式ホームページより

背面カメラ前面カメラ
メイン超広角
レンズSony IMX890 センサーSamsung JN1 センサーSony IMX615 センサー
画素数・解像度50 MP50 MP32 MP
F値(絞り値)F1.88F2.2F2.45
ズーム性能「0.6×~10×」
画角114度
カメラモードポートレート
エキスパート
パノラマ
マクロポートレート
その他の便利機能Advanced HDR
Motion Capture 2.0
Night Mode
Motion Photo
Advanced HDR
Night Mode
Motion Photo
Advanced HDR
Motion Photo
Night Mode
録画機能4K 録画、60 fps
1080p 録画、30 または 60 fps
ライブHDR、4K30 fps
スローモーション (480 fps)
Night Mode (1080p、30 fps)
アクション モード
OIS および EIS 手ぶれ補正機構
タイムラプス (4K)
1080p 録画 60 fps
1080p ライブHDR 30fps

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