今回の【Google Pixel Tablet】の最大の特徴は、付属の充電スピーカーホルダーにセット(ドッキング)すると、スマートディスプレイのように変身して使えるところです。
たとえば、「デジタルフォトフレーム」になったり、「Google Home」に接続されている照明や家電等(スマートホーム)の操作が可能になったり、Googleアシスタントでの音声操作ができます。
また、【Chromecast built-in】アプリが、組み込まれているので、スマートフォンから音声や映像を【Google Pixel Tablet】にキャストしたり、スマートフォンの画面をミラーリングすることもできます。
このような機能を利用するには、「ハブモード」のセットアップと設定が必要になります。
ここでは、セットアップ後の「ハブモード」の設定について紹介します。
目次
1.「ハブモード」の設定画面

2.スクリーンセーバー
「スクリーンセーバーを使用する」を有効にすると、充電スピーカーホルダーに【Google Pixel Tablet】にセット(ドッキング)したとき、あるいは、単に充電中に画面消灯すると、スクリーンセーバーが起動します。
ここで、Googleフォトを選択してカスタマイズすると、「デジタルフォトフレーム」になります。

3.スナップショット
【Google Pixel Tablet】に充電スピーカーホルダーをセット(ドッキング)して、スマートディスプレイとして利用する場合、ロック画面はだれでも観ることができるので、プライベートな情報の扱いには注意が必要です。
「スナップショット」(=At a Glance)をタップ⇒「スナップショット」右の「設定」アイコンをタップ⇒「ロック画面でのプライベートな情報」をタップ⇒【通知】設定の「機密性の高い通知」を無効にしておきます。

4.ロック画面
「ロック画面」をタップ⇒【ロック画面】の設定画面が表示されます。
ここで、スマートディスプレイにしているときに、誰もが見たり操作しても差し支えないように設定しておく必要があります。

1)ブライバシー
ロック画面での通知表示に関する設定になります。3.で「機密性の高い通知」を無効にしておくと「通知は表示するがプライベートな内容はロック解除後のみ表示する」が選択されていますが、「通知を一切表示しない」にもできます。

2)ロック画面からのユーザーを追加
有効にすると、ロック画面からユーザーの追加がロック解除しなくても可能になります。
ロック画面で、クイック設定パネルを開いて、下にあるユーザーアイコンをタップして、新たなユーザーの追加ができます。

3)デバイスのコントロールを表示
有効にすると、ロック画面の左下に「ホーム」アイコンが表示されます。タップすると、「Google Home」アプリの「お気に入り」画面が表示されて、「ロックされたデバイスから操作する」を有効にしておくと、ロック解除することなくデバイスコントロールを操作できます。

5.アシスタント

1)「ハブモードで誰でもアシスタントに話しかけることができるようにする」
有効にすると、誰でも Google アシスタントを利用できるようになり、アシスタントに質問したり、音楽を再生したり、スマートホーム デバイスを操作したりできます。
2)「タブレットがロックされていても、アシスタントで音楽や映画などを再生」
有効にすると、Google アシスタントを使用して映画や音楽をストリーミングできます。
3)「音楽」「動画」
「OK Google, 音楽をかけて」「OK Google, 動画を再生して」で、再生するアプリを設定できます。

6.キャスト

1)「キャスト メディアを他のデバイスでも操作」
【Google Pixel Tablet】にキャストすると、その状態が、同じWi-Fiに接続されている他のAndroidデバイスに通知されて、そのデバイスの通知パネルから【Google Pixel Tablet】で再生されているメディアを操作ができるようになっています。

それを許したくない場合は「なし」にしておきましょう。
2)「あなたのプロファイルでのキャストを許可する」
【Google Pixel Tablet】には、【Chromecast built-in】が組み込まれているので、他のデバイスからこの【Google Pixel Tablet】にキャストすることができます。
【Google Pixel Tablet】にキャストが要求されたときに、その許可の方法をどのようにしておくかの設定です。
「毎回確認」にしておくと、キャストの要求のたびに「承諾する」「無視する」「常に許可」の選択ができます。

