【Android 15】が10月15日にリリースされました。「Android 14」との比較をして、見た目の変化から新しい機能を探っていきたいと思います。※Pixel Drop Octoberも含まれているかも
主な新機能
・プライベートスペース:秘密のアプリを隠すことができる。アプリにロックを掛けることができる。
・盗難検出ロック:スマホが盗難に遭ったとAIが判断したら、自動的にロックが掛かる。
・Bluetoothの自動オン機能
目次
- 1.【設定】項目の変化
- 【ネットワークとインターネット】⇒【インターネット】⇒【ネットワークの詳細】⇒【プライバシー】⇒「デバイスの名前を送信」
- 【接続設定】⇒【接続の詳細設定】⇒【Bluetooth】⇒「明日自動的にONにする」
- 【アプリ】⇒【デフォルトのアプリ】⇒【ウォレットアプリ】
- 【音とバイブレーション】⇒【バイブレーションとハプティクス】⇒「バイブレーション自動調整」
- 【セキュリティとプライバシー】⇒【デバイスのロック解除】⇒【盗難保護】⇒「盗難検出ロック」
- 【セキュリティとプライバシー】⇒「プライベートスペース」
- 【壁紙とスタイル】⇒【ホーム画面】⇒【色のコントラスト】
- 【ユーザー補助】⇒【補聴器】⇒【補聴器のショートカット】
- 【ディスプレイとタップ】⇒【すべてのGoogle Pixel デバイスへの通知を止める
- 【ディスプレイとタップ】⇒【スクリーンセーバー】
- 【開発者向けオプション】⇒予測型「戻る」アニメーション
- 【ホームの設定】⇒【アプリリストの設定】⇒「長いアプリ名の表示」
- 2.ユーザーインターフェイス
1.【設定】項目の変化
名称変更
・【ディスプレイ】⇒【ディスプレイとタップ】
・【通知】>【デバイスとアプリの通知】⇒【通知の確認、返信、管理】
【ネットワークとインターネット】⇒【インターネット】⇒【ネットワークの詳細】⇒【プライバシー】⇒「デバイスの名前を送信」
「デバイスの名前を送信」の項目が追加になっています。
このオプションを無効にすると、デバイス名はネットワークから非表示になります。
【接続設定】⇒【接続の詳細設定】⇒【Bluetooth】⇒「明日自動的にONにする」
「明日自動的にONにする」の項目が新しく追加されています。
有効にすると、ユーザーが Bluetooth をオフにしても翌朝には再びオンになります。
【アプリ】⇒【デフォルトのアプリ】⇒【ウォレットアプリ】
「ウォレットアプリ」が追加されて、将来的にはサードパーティ製のアプリも利用できるようになりそうです。
【音とバイブレーション】⇒【バイブレーションとハプティクス】⇒「バイブレーション自動調整」
「アラート バイブレーション自動調整」から「バイブレーション自動調整」に変化しています。
「バイブレーション自動調整を使用する」を有効にすると、センサーに基づいて周囲の状況に応じて振動の強さが自動的に調整されるようです。
【セキュリティとプライバシー】⇒【デバイスのロック解除】⇒【盗難保護】⇒「盗難検出ロック」
スマホが盗難に遭ったとAIが判断したら、自動的にロックが掛かるようにできます。
※「Pixel Drop October」として、Pixelデバイスに提供されています。「Google Play 開発者サービス」アプリを更新すると、「Android 15」にアップデートしなくても利用できます。
【セキュリティとプライバシー】⇒「プライベートスペース」
「プライバシー」が、「プライバシー管理」と「プライバシーダッシュボード」に分離されて、新たに「プライベートスペース」機能が追加されています。
【壁紙とスタイル】⇒【ホーム画面】⇒【色のコントラスト】
「色のコントラスト」が新規に追加されています。
・「デフォルト」「中」「高」の違いをビジュアルで確認できます。
※【開発者向けオプション】のコントラストからこちらに移動しています。
【ユーザー補助】⇒【補聴器】⇒【補聴器のショートカット】
「補聴器のショートカット」に、「クイック設定」が追加になっています。
「クイック設定」に「補聴器」のタイルを追加して、「タイル」をタップすることで、「新しいデバイスとのペア設定」や「自動字幕起こし」「音声文字変換」「音検知通知」を有効にできます。
【ディスプレイとタップ】⇒【すべてのGoogle Pixel デバイスへの通知を止める
この設定を有効にしているすべてのPixelデバイスで、通知の消去を同期できます。
【ディスプレイとタップ】⇒【スクリーンセーバー】
「スクリーンセーバー」に「Landroid」と「ホームコントロール」が追加になっています。
※Landroidは、イースター エッグの宇宙船ゲームにアクセスした後に利用可能になります。
【開発者向けオプション】⇒予測型「戻る」アニメーション
予測型「戻る」アニメーションの項目が無くなっています。
「Android 15」で、この機能はデフォルトで有効になっていますが、すべてのアプリがこれをサポートしているわけではありません。また、以前のように、戻る先の画面がプレビューされるわけではなく、そのアプリが終了するときに、ホーム画面が背面にちらっと見えます。
【ホームの設定】⇒【アプリリストの設定】⇒「長いアプリ名の表示」
有効にすると、アプリリスト(ドロワー画面)のアプリ名を2行で表示できるようになるらしいが、日本語には対応みたいです。(?)
2.ユーザーインターフェイス
音量パネル
音量ボタンを押して「...」をタップしたときの「音量パネル」のデザインが一新されています。
・「自動字幕起こし」ショートカット:「音量調節で自動字幕起こしボタンを表示」を有効にすると表示されます。
・「メディアの出力先」の変更もできます。
ドロワー画面の候補アプリの非表示
ドロワー(すべてのアプリ)画面の候補アプリを非表示する操作方法が変わっています。
・【Android 14】:アイコンを長押しして上方向にドラッグして「アプリを表示しない」にドロップします。
・【Android 15】:アイコンを長押しして「アプリを表示しない」をタップします。
ホームボタンを長押しして「曲を識別」する方法
今流れている曲が気になったら、ホームボタンあるいはナビゲーション バーを長押しして、音楽ボタンをタップすると、しばらくして、曲名とアーティストを識別して、YouTube にリンクしてくれます。
ウィジェット設定画面の改善
【ウィジェット】選択画面の上部には、「基本」「おすすめ」「エンタメ」等のカテゴリが表示されるようになっています。
また、ホーム画面に追加するウィジェットを選択したときに、「+追加」ボタンが表示されて、タップすると、自動的にホーム画面の空きスペースに追加されます。
今までのドラッグ&ドロップでの手動操作も可能です。