【Google Chromecast】Wi-Fiのセキュリティを強化すると接続できなくなるので注意が必要ー「WPA3」には未対応

2024-03-02

 「Chromecast (with Google TV)」のセットアップ中で、ルーター(Wi-Fi)と接続しようとして「Wi-Fiに接続中」となったまま先に進まなくなってしまうことがあります。

 この一因は、「Google Chromecast」が対応しているセキュリティプロトコルにあります。

 「Google Chromecast」が対応しているセキュリティプロトコルは
・WEP
・WPA
・WPA2
の3つです。

正確には次の通りです

・Chromecast :「WEP」「WPA」「WPA2」
・Chromecast Ultra :「WPS」「WEP」「WPA」「WPA2」
・Chromecast with Google TV(4K):「WPA2」
・Chromecast with Google TV(HD):「WPA2」

 現在、最強のセキュリティプロトコルには「WPA3」(2018年6月)になります。

※それぞれの違いについては、こちらを参照してください。
https://www.kaspersky.co.jp/resource-center/definitions/wep-vs-wpa

 ルーターによっては、まだ「WPA3」に対応していないものもありますが、「WPA3」に対応していてもその初期設定の多くは「WPA2」なので、「ルーター」を工場出荷状態で利用している場合は、何ら問題なく「Google Chromecast」がルーター(Wi-Fi)に接続できると思います。

 もし、Wi-Fiに接続できない場合は、ルーター側で設定するセキュリティプロトコルを確認にしてみてください。

 ルーターの設定方法については、その取扱説明書を見てください。

・SONY:保護モード
・NEC:暗号化モード
等々

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